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DURVAL DISCOS 『ドゥルヴァル・レコード』
長編 フィクション
97分 カラー 2002年作品
監督 : アンナ・ムイラエール

あらすじ : サンパウロで小さなレコード店を経営するドゥルヴァルは母親と平凡な日々を送っていた。ある日、年老いた母親のために雇った家政婦が二日後に戻ってくると約束したまま5歳になる娘キキを残して姿を消してしまう。家政婦がいなくなってから二日経った夜に、ドゥルヴァルと母親はキキが警察に追われているという事実をテレビのニュース番組で知り愕然とする。運命に翻弄されるドゥルヴァルを軽快なテンポでユーモラスに描いたコメディ。

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ストーリー

ドゥルヴァル(アリー・フランサ)と母のカルミータ(エチー・フラゼール)はドゥルヴァルの経営するレコード店の奥でひっそりと暮らしていた。ありきたりで時代に取り残された店。

ある日、ドゥルヴァルは母親の家事を手伝うメイドを雇うことにした。一風変わった家政婦、セリアは、安い給料の仕事を引き受け、ドゥルヴァルと母親の生活に新たな風を送り込んだ。

しかし、初日の仕事が終わると、セリアは二日で戻ってくると手紙と、5歳になる娘のキキを残したまま行方をくらました。

ドゥルヴァルとその母カルミータは、娘・キキに魅了された。しかし、間もなく夜のTVニュース番組でセリアとキキの背後にまつわる悲しい現実が明らかになる。

そこからストーリーが急展開を迎え、警察、苦悩そして釈放と進んでゆく。
監督:アンナ・ムイラエール

脚本家兼映画・テレビディレクターであるアンナ・ムイラエール氏は、1964年サンパウロに誕生。サンパウロ大学芸術・コミュニケーション学校にて映画を学び、雑誌『イスト・エ』およびサンパウロ州新聞の『別刷り2』に映画評論家として執筆。

短編映画を数多く製作し、その中で作品「赤ちゃんの出生ー第二のキキー・カヴァルカンチ」が、リオ・シネ(リオ・デ・ジャネイロ市映画祭)およびシネ・セアラ(セアラ市映画祭)にて優秀賞を受賞する。

また、ムイラエール氏は数多くのビデオおよびビデオクリップを製作、シコ・セザールのママ・アフリカが代表作品。脚本家として、アンナ・ムイラエール氏は「月の世界とカステロ・ラティンブン」、「TVクルトゥーラ」、「ディズニークラブ」等のSBT局のTV番組クリエーターの一員を務めた。
テクニカルデータ

シナリオ :
エリアーネ・カフェー 、ルイス・アルベルト・アブレウ

キャスト :
ジョゼ・ドゥモン、ネルソン・シャビエル、ネルソン・ダンタス、ジェロ・カミーロ、マテウス・ナキテルゲーレ、ルイ・レゼンデ、ルーシ・ペレイラ

脚本 :アンナ・ムイラエルチ

キャスト :アリー・フランサ、エチー・フラゼル、イザベラ・グアスコ、マリーザ・オルチ、レチーシア・サバテラ、ヒタ・リー、アンドレ・アブジャンラ、テオ・ヴェルネック

プロデューサー :サラ・シルヴェイラ、マリア・イオネスク

エグゼクティブ・プロデューサー :カイオ・グラーニ

映像編集 :ヴァニア・デビス

音楽編集 :ミリアン・ビデルマン

音楽 :ペナ・シュミット、アンドレ・アブジャンラ

美術監督 :アナ・マラ・アブレウ

撮影 :ジャコブ・ソリトレニッキ

メーク :ヴェステルレイ・ドルネラス

衣装 :マリーザ・ギマラエンス
コメント

1964年以来、音楽プロデューサーを務めているペナ・シュミッジ゙は、ドゥルヴァル・レコードの音楽選集をコーディネート。 1970年代のMPB(現代ブラジル歌謡曲)に焦点を充て、同氏は当時の歌謡曲のベスト盤を再集結した。

例えばティム・マイアの作品「ア・フィン・ジ・ヴォルタール」ならびに「イムニザサォン・ラシアル」、ジョルジ・ベン(現・ジョルジ・ベンジョール)の作品「ケ・マラヴィーリャ」ならびに「タージ・マハル」、ノーヴォス・バイアーノスの作品「プレッタ・プレチンニャ・エ・ベスタ・エ・トゥ」、リッタ・リーの作品「オヴェーリャ・ネグラ」、ジルベルト・ジルの作品「バック・イン・バイーア」やその他の作品等を集めた選集となっている。

フィルムB面には、映画の完全オリジナル・サウンドトラックがアンドレ・アブジャムラによる構成で作品化された。ボーナストラックとして、数年にわたって音楽活動を休止していた音楽グループ「オ・ムリエーレス・ネグラ」が再結成、オープニング・テーマ曲「メストレ・ジョーナス」でその歌声を披露する。