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NARRADORES DE JAVÉ
『ナハドーレス・デ・ジャべ』(ジャヴェーの語りべ)

長編 フィクション
100分 カラー 2002年作品
監督 : エリアーネ・カフェー

あらすじ : 小さな田舎町ジャベ。ある日、平穏に暮らす住民のもとに悪いニュースが届く。それは水力発電所のダム建設のために町を水没させる計画だった。慌てた住民たちは、ダム建設中止を正当化出来る町の歴史の資料を作ることに。町で唯一読み書きが出来る変わり者のアントーニオ・ビアーが資料編集を担当することになる。ところが、住民たちが語る昔話は少しずつ違っており、どれが真実なのか分からずアントーニオ・ビアーは途方に暮れてしまう。アントーニオ・ビアーはジャベの町を守ることが出来るのだろうか…。

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ストーリー

保守的なジャヴェーの住民の行動を変えることができるのは、ただ彼ら自身の生活に対する脅威だけだった。

そんな中、その生活を脅かす大事件が発覚する。ジャヴェー村が、巨大水力発電所の建設により、水没することになるというニュースである。 この破壊的な脅威の前に住民たちは並外れた、そして大胆な戦略を採用する。

街を崩壊から救済することを正当化するため、コミュニティーに伝わる様々な逸話や、英雄的な出来事をまとめた書類の編纂を行うことになる。

しかし住民の大部分は文盲であり、彼らに課された最初の使命は、コミュニティーの歴史を記録するための執筆者を探し出すことだった。

この任務に対して、あいまいな性格の奇人、アントーニオ・ビアーに白羽の矢が立った。彼は、この街で唯一、苦もなく文字を書くことができる人物だった。

彼の職務はしかしながら住民たちによって語られる逸話のどれが真実なのかをめぐり難しさを増してゆくのだった。
監督:エリアーネ・カフェー

エリアーネ・カフェーはこの作品の前に、「鼻(1987年)」と「アラベスク(1990年)」、「カリグラフィー(1995年)」の3作品を制作、ブラジル国内外で様々な賞を受賞し、キャリアを積んできた。

1997年には、初の長編「ケノマ」を制作、第55回ベネズエラ・ビエンナールと、第23回トロント国際映画フェスティバルに出品したほか、フランスの第20回ビアリツ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞するなど、多数の賞を受賞した。
テクニカルデータ

シナリオ :
エリアーネ・カフェー 、ルイス・アルベルト・アブレウ

キャスト :
ジョゼ・ドゥモン、ネルソン・シャビエル、ネルソン・ダンタス、ジェロ・カミーロ、マテウス・ナキテルゲーレ、ルイ・レゼンデ、ルーシ・ペレイラ

プロデューサー : ヴァーニア・カタニ
ビデオ編集 : ダニエル・レゼンデ
音声 : ロメウ・キント
音楽 : DJドロレス、サンタ・マッサ・オーケストラ
アート・ディレクター : カルラ・カフェー
撮影 : ウーゴ・コヴェンスキー

受賞暦 :
最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞、最優秀男優賞、最優秀男優/女優/シナリオ賞 オーディオヴィジュアル映画フェスティバル(レシーフェ 2003年) 最優秀作品、最優秀監督、最優秀編集、最優秀男優(ジョゼ・ドゥモン、最優秀助演男優(ジェロ・カミーロ)、最優秀助演女優(ルーシ・ペレイラ)、最優秀音声、最優秀音声編集、批評賞。フリブール国際映画フェスティバル 2003 国際批評家連盟賞。リオ英がフェスティバル 2003 最優秀作品(公式審査員による選出と、一般審査員の選出)、最優秀男優(ジョゼ・ドゥモン)。第30回ブリュッセル独立映画フェスティバル 最優秀作品、最優秀シナリオ。第7回プンタデルエステ国際映画フェスティバル 2004 最優秀作品。第5回汎米映画フェスティバル ケベック2004 フィクション部門最優秀作品。