監督:ジョゼ・エンリッケ・フォンセッカ
CFと、マリザ・モンチ(Marisa Mont)やシコ・ブアルキ(Chico Buarque)のMTVクリップなどで好評を博すジョゼ・エンリッケ・フォンセッカは、トライソン(Traição)三部作のひとつ「カショーロ(Cachorro)」で映画界にデビューした。
同作品は、1998年のスペインのウエルバ映画祭で最優秀作品に選ばれたほか、ブラジルでもブラジリア映画祭で最優秀大衆映画賞を受賞した。
4人で設立された映画会社コンスピラソン・フィルムの創立者の1人でもあるジョゼ・エンリッケ・フォンセッカ(José Henrique Fonseca)は、「ブリンカンド・ノス・カンポス・ド・セニョール」でヘクトル・バデンコ(Hector Babenco)の助手を、「ア・グランデ・アルテ」ではワルテル・サーレス(Walter Salles)の助手を努めた。
ワルテル・サーレスとは、「カエタノ・ヴェローゾ 50年」を共同監修している。ほかに、作家のルーベン・フォンセッカの作品をベースにした、テレビ・グローボ局の短編ドラマ「アゴスト(Agosto)」を指揮している。
「オーメン・ド・アーノ」は、同監督の初の長編監督作品である。
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