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O HOMEM DO ANO 『オ・オーメン・ド・アーノ』
長編 フィクション
116分 カラー 2003年作品
監督 : ジョゼ・エンリッケ・フォンセッカ

あらすじ : ごく普通の男マイケルは、ひょんな事から殺人を犯してしまう。その事件をきっかけに次々と暗殺を繰り返すマイケルは、ギャング達のヒーローとなり、さらには警察からも一目を置かれる存在になっていく…。ドラッグが蔓延し、犯罪が日常となっているブラジルの貧民街の空気を、スタイリッシュな映像でリアルに映し出すことに成功している。監督のジョゼ・エンリッケ・フォンセッカはCMやミュージッククリップで活躍しており、本作が長編デビューになる。原作はブラジルのベストセラー小説、パトリシア・メーロの「オ・マタドール」。

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監督:ジョゼ・エンリッケ・フォンセッカ

CFと、マリザ・モンチ(Marisa Mont)やシコ・ブアルキ(Chico Buarque)のMTVクリップなどで好評を博すジョゼ・エンリッケ・フォンセッカは、トライソン(Traição)三部作のひとつ「カショーロ(Cachorro)」で映画界にデビューした。

同作品は、1998年のスペインのウエルバ映画祭で最優秀作品に選ばれたほか、ブラジルでもブラジリア映画祭で最優秀大衆映画賞を受賞した。

4人で設立された映画会社コンスピラソン・フィルムの創立者の1人でもあるジョゼ・エンリッケ・フォンセッカ(José Henrique Fonseca)は、「ブリンカンド・ノス・カンポス・ド・セニョール」でヘクトル・バデンコ(Hector Babenco)の助手を、「ア・グランデ・アルテ」ではワルテル・サーレス(Walter Salles)の助手を努めた。

ワルテル・サーレスとは、「カエタノ・ヴェローゾ 50年」を共同監修している。ほかに、作家のルーベン・フォンセッカの作品をベースにした、テレビ・グローボ局の短編ドラマ「アゴスト(Agosto)」を指揮している。
「オーメン・ド・アーノ」は、同監督の初の長編監督作品である。
テクニカルデータ

シナリオ: ルーベン・フォンセッカ

キャスト:
ムリロ・ベニッシオ、クラウジア・アブレウ、ナターリア・ラージェ、ジョルジェ・ドリア、ジョゼ・ウィルカー、アジルド・リベイロ、パウロ・セーザル・ペレイオ、アンドレー・ゴンサルベス、モスカ、ラザロ・ラモス、ペルフェィト・フォルトゥーナ、カルロ・モッシ、アンドレー・バーロス、ワグネル・モウラ、マリアーナ・シメンデス、アミル・アダジ、 ジョゼ・エンリッケ・フォンセッカ

プロデューサー:
フラーヴィオ・R・タンベリーニ、レオナルド・モンテイロ・デ・バーロス、ジョゼ・エンリッケ・フォンセッカ

共同プロデュース:
ワーナー・ブラザーズ、スタジオメガ、メガコーロル、クアンタ

特別プロデューサー:マリア・クララ・フェレイラ

ビデオ編集:セルジオ・メキレル

音声:トン・パウル

音楽:ダード・ヴィラ=ロボス

アートディレクター: キチ・ドゥアルテ

写真: ブレノ・シルヴェイラ

振付:ラウジア・コプキ


受賞歴
最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀男優賞など
ベルリン映画祭2003/サンフランシスコ国際映画祭/ブラジル映画祭SKYV賞/マイアミ映画祭/コニャック映画祭最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀男優賞、コダック賞/2002年―サン・ヌフ(新人)賞