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REDENTOR 『レデントール』
長編 フィクション
100分 カラー 2004年作品
監督 :クラウジオ・トーレス

あらすじ : リオデジャネイロ市の新聞記者セーリオは、不動産スキャンダルを取材するために、不正な建設会社を経営する幼なじみのオターヴィオに久しぶりに再会する。セーリオは貧しい人々へ財産を寄贈するようにとオターヴィオを説得するが、事態は思わぬ方向へ…。目覚ましい経済成長を続けるブラジルの上流階級と労働者階級の貧富の格差問題を鋭く描く。セーリオの母親役は、『セントラルステーション』(98)で偏屈な中年女性を演じアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェルナンダ・モンテネグロ。

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ストーリー

大空と大地の間には、我々の不信心が原因だと言い切れない多くの物事が存在する。
そしてセーリオ・ロッシャ(ペドロ・カルドーゾ)は、人がそうした物事に巻き込まれて死ぬという、生き証人になった。

リオデジャネイロ市の新聞記者である彼は、ある日、不動産スキャンダルを取材するために、そんな自分自身のドラマと対峙することを強いられることになったことを見て取る。運命の皮肉。

あるいは、それが神の手であると言えないだろうか。現実の世界では、セーリオはこの困難を克服するために、幼なじみに再会しなければならなくなる。

彼の名は、オターヴィオ・サボイア(ミゲル・ファラベーラ)。 職業は、有名な諸業務請負人で自殺したばかりの、ドトール・サボイア(ジョゼ・ビルケル)が残した負債の唯一の相続人である。

ペテンの天才であるこの男は、持ち家を持つのが夢であるブラジルの中産階級にとって、悪夢といえる存在になる。そして、その夢を抱く人たちの中には、セーリオの両親もいるのだった。
監督:クラウジオ・トーレス

長編映画「トライソン(背徳)」のエピソード「ディアボーリカ(邪悪)」によってクラウジオ・トーレス監督は1998年のブラジリア・フェスティバルで最優秀監督賞を獲得した。
この映画「トライソン」は、3つのエピソードで構成された長編で、同フェスティバルでは一般投票で最優秀作品賞を受賞したほか、スペインのウエルバ・フェスティバルでも最優秀作品賞を獲得している。

広告作品では、ウニバンコやカイゼル、メルセデス・ベンツ、デルビー、アンタルチカ、スミルノフなど、多くのブランドのコマーシャル・フィルムを制作している。
マリーザ・モンチのクリップ(メモーリアスやクロニカスなど)、パララマス・ド・スセッソのクリップ(パララマス・エン・クローズ・アップ)など、様々なクリップや作品でも知られる。

1995年には、マリーザ・モンチのセーギ・オ・セッコ(Segue o seco)でMTVの最優秀監督賞と最優秀ビデオクリップ賞を受賞する。
このビデオクリップは、ブラジルで過去最高の評価を受けた作品のひとつである。

クラウジオ・トーレスは現在、テレビ・グローボ局の「ブラーヴァ・ジェンテェンテ」のシリーズで、リラ・パウリスターナのエピソードを制作している。
このエピソードでは、セルトン・メーロやフェルナンダ・トーレス、マテウス・ナハテルガエレなどを起用している。リオ連邦大学で美術を学び、コンスピラソン・フィルムの創設者の一人でもある
テクニカルデータ

シナリオ :
エレーナ・ソアレス、
フェルナンダ・トーレス、
クラウジオ・トーレス

キャスト :
ペドロ・カルドーゾ (Pedro Cardoso) 、
ミゲル・ファラベーラ(Miguel Falabella)、
フェルナンダ・モンテネグロ・モンテネグロ (Fernanda Montenegro) 、
カミーラ・ピタンガ(Camila Pitanga)、
フェルナンド・トレス (Fernando Torres) 、
ステニオ・ガルシア (Stenio Garcia)

制作 :
クラウジオ・トーレス、
レオナルド・モンテイロ・デ・バーロス

共同制作 :
ワーナー・ブラザーズ、
グローボ・フィルム、
スタジオMega、Megaカラー、
クアンタ・セントロ・プロダクション

特別プロデューサー : ロームロ・マリーニョ Jr.

映像編集 : ヴィセンテ・クブルスキー

音声編集 : ベット・フェラース、アルマンド・トーレスJr.

音声 : マーク・ヴァン・デル・ウィリジェン

音楽 : マウリシオ・タグリアリ、ルカ・ラエレ

アートディレクター : トゥレー・ペアケ

撮影 : ラルフ・ステロウ

メーキャップ : マルチン・マシアス・トルジロ

演出 : マルセロ・ピエス

特殊効果 : ファービオ・ソアレス