作品の字幕を担当して下さった翻訳者の方による映画の見どころ紹介、今年の第7回目(最終回)の紹介は『サントス〜美しきブラジリアン・サッカー〜』です。字幕を担当して下さったのは山根克之さんです。
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ブラジル映画祭2013の字幕制作は、日本映像翻訳アカデミーに依頼しており、翻訳者の皆様は、同学校の卒業生でもあります。
【日本映像翻訳アカデミー】http://www.jvtacademy.com/
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『サントス〜美しきブラジリアン・サッカー〜』について 字幕翻訳者:山根克之
2014年にFIFAワールドカップの開催を控えるサッカー王国ブラジル。母国で行われる大会で優勝候補に挙げられているブラジル代表の攻撃陣をけん引するネイマールはその豊かな才能から「ペレの再来」と言われている。ネイマールとペレ、この2人の天才的プレーヤーを輩出したクラブがサントスFCだ。

『サントス~美しきブラジリアンサッカー~』は2012年にクラブ創立100周年を迎えたサントスFCの歴史を描いたドキュメンタリー作品だ。作品の中では前出のネイマールやペレの他、カルロス・アルベルト、ペッピ、ジエゴ、ロビーニョなど世界的に有名なOBがサントス所属当時を振り返り、長い間にわたってサントスを応援してきたサポーターがクラブへの思いを語る。そこにあるのはクラブへの愛だ。1つのサッカークラブが1世紀にもわたって存続できたのは、関わってきた人間の熱いクラブ愛があったからだと感じずにはいられない。

自分はこれほど夢中になれるものがあるだろうか?熱い思いを注ぐ対象があるだろうか?そんな視点からこの作品を見ても面白いだろう。
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山根克之さん、字幕翻訳とコメント、本当にありがとうございました!!!
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